20代の頃は大丈夫だった髪の毛も、加齢と共に抜ける量が増えてしまうことがあります。
普段使っているシャンプーを見直すことによって、抜け毛を防ぎ、健康な髪が育つ頭皮環境を作ることが可能です。
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シャンプーしてよくすすいだ後は髪を乾かすのですが、ここでのケアも大切です。正しい髪の乾かし方を実行して髪がダメージを受けないようにしましょう。
よく男性がやってしまうのが、バスタオルで頭をゴシゴシして水分を飛ばす拭き方です。髪同士が摩擦するとキューティクル（髪の表面を構成する組織・表皮）を痛めます。
柔らかい肌触りのタオルで、髪と地肌の水分をやさしく丁寧に拭くようにしましょう。ドライヤーの使用時間を短くする為に、できるだけ水分を拭き取っておきます。
ドライヤーは髪に近づかせないようにして、充分に距離をとった位置から風を当てるようにします（手をなるべく遠くに伸ばすかたちで）。
近い位置からの温風で急激に乾燥させるのは髪を傷めてしまいます。同じ箇所にずっと風が当たらないように、ドライヤーを持った手首を左右に振りながら使います。同時に反対の手で髪をやさしく揺らしながら風を当てます。
今まで水分をよく拭き取らないまま自然乾燥させていた方は、せめてタオルで充分水分を拭き取るようにして下さい。濡れたままの自然乾燥は、キューティクルが開いたままの状態にしてしまい、髪に必要な水分量を少なくしてしまいます。
また、濡れたまま寝てしまうのもよくありません。枕やシーツとこすれる状態になり、地肌や髪を傷めてしまいます。
抜け毛を防ぐ為に、そして健康な髪が育つ頭皮を作る為にも、シャンプー後の髪の乾かし方・ケアも毎日正しく行うことが大切です。